本多 静六の本を読んでいると、人生の意味、財産の意味がわかってきます。

財運はこうしてつかめ―明治の億万長者本多静六 開運と蓄財の秘術 |渡部 昇一

財運はこうしてつかめ―明治の億万長者本多静六 開運と蓄財の秘術
渡部 昇一
致知出版社 刊
発売日 2004-09-03
価格:¥1,000(税込)




もっと早く知りたかったです 今からでもまねしたい  2004-10-07
本多静六は事業家でもなく、投機家でもない。日本を代表する森林学者で、国立公園を設定し、近いところでは、日比谷公園を設計した人物。
彼は、収入の1/4を貯蓄に回し、またそれを適時投資するという方法で、少しずつ、そしていつの間にか、財を成した。
その気になれば、特段、技術もいらないし、努力もせずに、天引き預金、財形貯蓄する。出来ないことではない。
後は、手をつけず、誘惑に打ち勝って、生活する。
お金を貯めることの大事さ、それだけではなく、生きていくことの面白さを、渡辺氏的に、クールに芯を見据えて書かれている。
それともう一つ、運をつかむ、ということを教えてくれる。
高校生ぐらいのころに読めば、社会に出る前に、お金と行き方を両方、わかりやすく学べる。こんな教育が今必要なんだろう。


■続きを見る

【本多静六の生涯】
1866年生まれ。日本の林学博士。「公園の父」といわれる。
1884(明治17)年に東京山林学校入学。
ドイツのミュンヘン大学へ私費留学。

1892(明治25)年、東京農科大学の助教授となり
「4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。
1900年には教授となる。

研究生活のかたわら植林・造園・産業振興などで活躍。
蓄財投資と質素な生活を実践して莫大な財産を築く。
1927(昭和2)年の定年時に、全財産を匿名で寄付。

その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、
戦中戦後を通じて働学併進の簡素生活を続け、370冊余りの著作を残す。

『私の財産告白』『私の生活流儀』『人生計画の立て方』の三部作は、
当時ベストセラー。1952年85歳で逝去。