本多 静六の本を読んでいると、人生の意味、財産の意味がわかってきます。

本多静六自伝 体験八十五年 |本多 静六

本多静六自伝 体験八十五年本多静六自伝 体験八十五年
本多 静六
実業之日本社 刊
発売日 2006-01-31
価格:¥1,050(税込)




努力の人 2007-01-08
林学という分野から日本の山々を育成し、近代日本の礎を築いた偉人の一人。莫大な財産を築いたことから「金持ちになる方法」というようなhow to的なものを求める人にも人気があるが、そんな事より人生哲学に深い感銘を受けた。



勉強に費やした工夫や姿勢は見習うべきものが多いし、読みやすさもあるので親しみやすい。

平易な言葉で書かれた数々の体験は平凡な一個人なら誰でも経験するような、そして誰でも考えるようなことが書き連ねてある。だからこそ、その偉業が素晴らしい輝きを放つのだ。


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この記事は2007/5/28に作成しました。

【本多静六の生涯】
1866年生まれ。日本の林学博士。「公園の父」といわれる。
1884(明治17)年に東京山林学校入学。
ドイツのミュンヘン大学へ私費留学。

1892(明治25)年、東京農科大学の助教授となり
「4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。
1900年には教授となる。

研究生活のかたわら植林・造園・産業振興などで活躍。
蓄財投資と質素な生活を実践して莫大な財産を築く。
1927(昭和2)年の定年時に、全財産を匿名で寄付。

その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、
戦中戦後を通じて働学併進の簡素生活を続け、370冊余りの著作を残す。

『私の財産告白』『私の生活流儀』『人生計画の立て方』の三部作は、
当時ベストセラー。1952年85歳で逝去。